阿見坂下の交差点から10m程度入ったところに、サクラのシンボルマークが特徴
的な陸上自衛隊土浦駐屯地の桜門があります。
その駐屯地の外周フェンスを沿うようにして、阿見町サイクリングロードがスタート
します。

走ると直ぐに白と少し青み掛かった市松模様がモダンな「予科練平和記念館」が目に
飛び込んできます。

そこでちょっと東側に目をやるとアパート計画地が見えてきます。

「予科練平和記念館」と陸上自衛隊土浦駐屯地の中にある記念館「雄翔館」を
結ぶ連絡道がサイクリングロードを交差します。
予科練平和記念館の芝生上に見える潜水艦のような乗物は、「回天一型」の
実物大模型です。「回天」は太平洋戦争末期に、日本海軍が開発した人間魚雷
で、このまま敵艦船等に体当りしていったのですね。

「予科練平和記念館」の西側出入口です。

陸上自衛隊土浦駐屯地の中にある記念館「雄翔館」に向かう歩道です。
自衛隊基地の中に記念館（無料）があるため、監視小屋が入口付近に設置され、
常時自衛官が周囲の動向を注視しています。

さて、今日もさっそく女性ライダーを発見！
ナント、石岡から走ってきたとか。霞ヶ浦1周約140kmを約6時間で駆け抜けるそうですが...
石岡まで帰れるのでしょうか...

「予科練平和記念館」を抜け、数百メートル進むとそこは霞ヶ浦湖畔です。
この写真は湖畔沿いの土手にあるサイクリングロードから、平和記念館側に
振り返った写真になりますが、一面にレンコン畑が広がっています。

土手を走り始めるとすぐに、小型船が停泊している小さな漁港が目に飛び込んできます。

なんとなくのどかで、心地よい静けさ。漁港から望む遠景がまるで絵画の中にいるようです。

この日は風もなく、湖面上は静水で、穏やかな1日がながれていきました。

湖畔沿いのサイクリングロードには、ジョギング中のランナーの姿もチラホラと。